完全自己満足でお送りする不定期企画『レビュー0件映画を鑑賞してみた』
　これはFilmarks内で未だレビュー投稿のない作品をあえて鑑賞し、レビューを書いてみようじゃないかという、無謀かつ誰得な企画です。

　とりあえずのルールとして、Markされていても、レビュー欄が空欄だったり、あったとしても「記録」や「過去鑑賞」のような、レビューとは言い難い内容の書き込みもレビュー無しとみなします。

　さて、今回鑑賞した作品は……
　『カンフー・キングダム』　DVD（レンタル落ち）で鑑賞。
　2008年　アメリカ　　アクション　　先客1名様

　時は1929年。中国の山間にある小さな村、待仙谷の村では、冷酷非道なカーン将軍のために麻薬の原料となる芥子を栽培してた。生きていくため、村人たちはやむを得ずカーンに協力しているのである。
　そんな村人たちを救おうとしている武当の寺は、武術に優れた僧たちが、日々過酷な鍛錬を積んでいた。
　ある日、銃火器で武装したカーンの軍勢が武当の寺を襲撃。必死の抵抗もむなしく、総長であるマスター・マイリンが殺されてしまう。幼い頃から彼女の下で修業を積んできたホワイト・クレインも重傷を負うが、村人に助けられ、一命をとりとめる。
　武当の寺は、ホワイト・クレインとラン・ハンという若い修行僧の二人だけを残して全滅してしまう。ホワイト・クレインは「復讐はいかなる理由があってもしてはならない」という恩師の教えに反し、カーンへの復讐の炎を燃やし始めるのであった。

　『キル・ビル』で共演していたデヴィッド・キャラダインとダリル・ハンナが再び共演したアクションもの。
　結構お金かけてる印象。CGもほとんど使ってなくて、格闘アクションシーンもなかなかの出来。
　若干、主人公の動きがもっさり気味に見えることもあるけれど、ラン・ハンの武術はキレがあってカッコいい。若い頃のジャッキー・チェンやジェット・リーを彷彿とさせる。顔立ちがなんとなく菅田将暉っぽい。

　カーンに逆らうレジスタンスの存在意義が薄かったけれど、ストーリーも悪くはなかった。
　行方不明となった弟を探しに上海にやってきた歌手ジェーン役のダリル・ハンナが、結構ごつい体つきをしていたので、彼女も闘うのかと思ったけど違った。

　それにしてもカーンって名前の悪党、映画では結構多い気がする。

　因みに本作、よく見るとジャケットにも書いてあるけれど『EPISODE 1』なんですよね。つまり2があるんだけれど、なぜかFilmarksには2は登録されていないという。

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