B姐さん

無頼の谷のB姐さんのネタバレレビュー・内容・結末

無頼の谷(1952年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ラングは主人公を「悪の世界」に行かそうとせず、ラストは本人に復讐させない演出をとっている。主人公のアーサー・ケネディではなく、メル・ファーラーの放った弾丸が(復讐の)ターゲットの身体に被弾する。だから「復讐もの」としてのカタルシスが少ない。それでもけっこうおもろい。散髪屋での格闘シーンとかなかなかいいし。

相変わらず嫌な脇役でジャック・イーラムの姿が。
どーでもいいことだが、アーサー・ケネディを見ると(この頃あんまり見かけない)アンドリュー・マッカーシー を思い出す。マレーネ・ディートリッヒは櫻井よしこ女史にどこか似ている(あんまり認めたくないが)。あとメル・ファーラーの三度目の奥さんはヘップバーンと知ってビックリ(あの顔はちょっと濃すぎるを通り越してる)。
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