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ボヴァリー夫人とパン屋のbluemercenaryのレビュー・感想・評価

ボヴァリー夫人とパン屋(2014年製作の映画)
3.6
虚実シンクロ展開に興奮隠せないマルタンの妄想は膨らむ一方。
しかし、そんまんまでは拙いんでマルタンは策を弄したけど、ジェマの奔放が上回り過ぎてた。
二人の軸で進む物は、そのバランスが曖昧で流れが停滞する部分が勿体無かった気がする。
それでもシニカルで、滑稽で、官能的。
まさにフランスという作品。
官能という部分でジェマ・アータートンは完璧ではなかったかと。
大人カップル(夫婦でも、不適切な関係でも)向けな作品として、お薦めです。
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