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ボヴァリー夫人とパン屋のMIZのレビュー・感想・評価

ボヴァリー夫人とパン屋(2014年製作の映画)
2.8
【ガン見おじさん、理性とたたかう】

たまには英米じゃないのを見たくなって、なんとなく見てみたやつ。

後から気づいたけど、エマ役の女優さんなんとキングスマン ファーストエージェントに出てたなんて!!俳優なんだから当たり前だろうけど、全然違う雰囲気。すご。

フランスでパン屋を営むおじさんの近くに引っ越して来た、イギリス人夫婦のエマとチャーリー。そのエマが、いろんな男の人の視線を無意識に(いや、意図的かも?)かっさらってしまうような美貌の持ち主。どこかミステリアスで、かつちょっとぬけた雰囲気の女性。

そんなエマを遠くからいつもじっと見つめてる、パン屋のおじさん(主人公)。彼女を見る目が怖い……。周りにいくら人がいようとも、たとえそれが知り合いだとしても全く気にせずガン見しまくるやん…ちょっとは人目気にしたらどうなの🙄ただこのおじさんは多少ちょっかい出すものの、そこまで大胆な行動はしない。物陰からひっそり見てる(いや、それはそれでいやだな笑)エマの行動と彼女が関わる人々をモヤモヤしながら見て、陰ながら自分の理性と1人闘ってる。

そんなガン見おじさんになっている夫を、隣で冷ややかに見る妻。もちろんバレてる。そんな彼女の、エマを見る視線もちょい怖い。

後半、話の展開が意外だった。これは、エマの自業自得なのか、それとも周りの男性がバカなのか…🤔
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