ちはな

ボヴァリー夫人とパン屋のちはなのレビュー・感想・評価

ボヴァリー夫人とパン屋(2014年製作の映画)
3.0
フランス映画らしいと言えばらしいけど そんなに重くなく ブラックユーモアなテイスト

故郷のパン屋を継いだ中年マルタン
しっかり者の妻と反抗期の息子と穏やかだか退屈な日々
楽しみといえば 小説『ボヴァリー夫人』(不倫と借金を苦に自殺する話)を読みその魅力に浸ること

そんなある日 近所にイギリス人の若い夫婦が引越してくる

そこの嫁が すっごい美人って訳じゃないけど 魅力的
空虚だったマルタンには 眩しく映り一目で虜に
しかも彼女の名前がジェマ・ボヴァリー
まさに『ボヴァリー夫人』!!ってことで運命的な出会い

彼女に惹かれ欲情しつつも 手は出せない

そこでマルタンは軽くストーカーの様に 彼女を見つけると後を追ったりしてしまう
そして見張る 市原悦子ばりに覗く|ω・)

ジェマもわりと自由放漫なひとでねぇ

彼女の遊びっぷりも 次第にエスカレートしますが 何故か どんな濡れ場でもブラははずさないという この女優さんのポリシーなんだか演出なんだかσ( ̄^ ̄)?

旦那・今カレ・元カレ・おじさん・・・どんだけモテるんだよ(でも悲劇のヒロイン)

おじさんの妄想と気配りが思わぬ結末を招く 皮肉なお話でした
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