EDDIE

先輩と彼女のEDDIEのレビュー・感想・評価

先輩と彼女(2015年製作の映画)
2.5
キャップ姿の芳根京子とても良き。もうそれが見れただけで大満足な高校生の胸キュンラブストーリーです。

芳根京子強化月間にて未鑑賞の作品を。
先日観てかなり高評価したドラマ『表参道高校合唱部』と同じ志尊淳&芳根京子の恋愛ストーリー。
直前まで2人のくっつきそうでなかなかくっつかないみたいなもどかしい高校生の恋愛を観たばかりだったこともあり、この2人の恋愛ただじゃ済まないと思っていました。

原作未読。

主人公の都築りかは芳根京子のキャラクターをそのまま投影させたような天真爛漫な高校1年生。
トキメキを探しており、高校入った直後から素敵な出会いはないだろうかとウキウキしちゃってるJKでございます。

そして彼女が恋するのが現代文化調査研究部3年生の美野原圭吾。志尊淳が演じますが、『オモコー』とは打って変わって結構ぶっきらぼうな役柄です。だけど根は優しいみたいな。

そこで登場する恋のライバルが才色兼備な大学生で、現代文化調査研究部の元部長の沖田葵。めちゃくちゃ手強い相手です。

とまぁ後は葵にお熱な圭吾を、りかがどう振り向かせるかって話なんですけど、単純に私はターゲットに合致しなかったですね。
あまりにも赤裸々な女子高生の恋愛に悩む姿を見せられながらも、行動はなかなかの単細胞っぷり。駆け引きどころか思い悩むがメインで、なんとなく結果が見えていることからどんどん飽きてくるんですよね。

収穫といえば、芳根京子のキャップ姿があまりにも可愛かったというところと親友の桃谷木綿子役の水谷果穂もすらっとした美人さんだったってことぐらいでしょうか。
ちなみに圭吾の憧れの人沖田葵を演じたのも『オモコー』に出演していた小島梨里杏。
あんな先輩がいたら憧れること間違いなしみたいな美人で親切な人でしたが、りかに面と向かって放つセリフが恐ろしかった(けど、真理をついていて否定もできない)という感想です。

そもそも圭吾がやばいんですよ。
部活への勧誘で「後悔させないぜ」っていきなり壁ドンしたかと思いきや、入部後は塩対応、いやいや後悔するやろ普通みたいな。しかもりかとオセロで対決中、ほぼ結果が見えてきたところで「負けた方ジュース奢りな」と言ってくる鬼畜先輩っぷりを発揮(結果的にこれは先輩としての狙いがあったみたいだけど、最初は「いや、鬼やろあんた」と思ってしまいました)。
祭でも憧れの先輩が泣いてるのを見て、一緒に来ているりかをほったらかし。男の風上にもおけんやつやで。せめて葛藤ぐらい見せなさい、と。

※2021年自宅鑑賞75本目
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