ジョウ

お遊さまのジョウのレビュー・感想・評価

お遊さま(1951年製作の映画)
3.2
溝口監督の歴史の中でスランプ期に作られた作品。
確かに他の良作と比べると見終わった後に特に残るものがない。
お遊は全てを察していて確信犯で2人を追い込んだような描写だったので、終盤で1人京都に行ったり、その後お静と慎之助が普通に結婚していることに違和感がある。
個人的には溝口監督の画に特別悪い所はなく今作も美しい印象で、どちらかというと依田さんの脚本が良くない感じがする。
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