再見。
今見るとお遊さまは自分のほうが妹より美しいことの自覚が高すぎるし未亡人であるが故か男に対する距離感が近すぎる。
といってもここでの田中絹代はそこまで美しくは感じない。
後半で慎之介の家が没…
1951年、日本、ドラマ。
骨董商の慎之介(堀雄二)は見合い相手を姉のお遊(田中絹代/妹の付き添い・若後家)をお静(乙羽信子/妹)と見間違い惹かれてしまう。姉の慎之助への恋情を感じ取っていたお静は…
カメラの動きと俳優の動きと構図がばしっと決まる。この演出を支えるのがセット。セットの場面が始まると来るぞ来るぞと期待が高まり、必ずそれに応えてくれる。神。また、田中絹代と乙羽信子の衣装が見事だと思っ…
>>続きを読む冒頭のお見合いシーンの奇跡的な構図を生み出した計算され尽くした精緻なカメラワークが賞賛されるのには頷ける 構図もバチっとキマっててかなりイカすのや が、どーにも惹きつけられんかったのは本が合わなかっ…
>>続きを読む骨董商の慎之介は見合い相手のお静に付き添ってきた姉のお遊に惹かれてしまい、一方で姉の幸せを願うお静は形だけの妻となることを受け入れ、慎之介とお遊を近付けようとする。慎之介、お静、お遊による奇妙な三角…
>>続きを読む幸福とは何か。よくいう誰かに身を尽くせ。よくいう欲望のままに。きっとそうだと、信じてか、思い込んでか、突き進む。「いつか変わる」でもそれが一番の引っかかり。病。侵され、過去を憎み、ようやく本音がぽろ…
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