詰めよる田中絹代。
お遊さまが太陽ならば、お静は彼女に照らされる月。『西鶴一代女』の翻弄される田中絹代ではなく、お静や慎之助たちを翻弄させる側である。田中絹代は2人を結びつけようと事あるごとに慎之…
甲斐庄が出ていると見かけたので。見応えがありすぎる。谷崎も長回しも大好き勢なので観て良かった。白黒でもわかるお着物の美しさ豪勢さ、身のこなしも言葉遣いもこの時代だから存在している美ですね最高。普通に…
>>続きを読む50年代邦画、溝口健二作品であり
田中絹代さん主演でもある
他の作品に出てくる時も思ってたけど
声が特徴的で
正直古すぎる映画だからかパッとみの見かけでは女性陣がたまにわからなくなるんだが
声で…
相変わらずカメラワーク自然。
人物の動きを丁寧に遅れて追っていて、予定調和感がない。
自分は長回しならなんでもありがたがるタイプではないけど、溝口さんのは一番良いと思う。
ただボーっと撮っているの…
<邦画強化月間>#7
今の所溝口ベスト。原作が谷崎潤一郎なのが功を奏しているのか、人物の心理と行動のねじれかたが異様で面白い。何かを求める感情を自分が認めたくない時に、その欲を捌け口とする別のものを…
原作は谷崎潤一郎の「芦刈」。
相手の気持ちに気づかないふりをしているサディスティックな姉と自己犠牲に酔いしれるマゾヒスティックな妹、そして何も決められない意志薄弱な男の三角関係を描いた物語。
溝口作…
1951年 大映京都 モノクロ 93分 スタンダード
*ホワイトノイズ多く聴き取りにくい部分多し
溝口健二が巨匠の一人であることは確かだけど、これはダメだなぁ。
まぁ、すでに色んな方が、もう年増…