お遊さまの作品情報・感想・評価

「お遊さま」に投稿された感想・評価

Seba

Sebaの感想・評価

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人が、ちゃんと動いて、カメラも、しっかり動いて、フレームイン、フレームアウトして、でも構図が、なぜこんなにも綺麗なんだってくらい綺麗や。

極めて映画的ですよね。
がく

がくの感想・評価

3.5
こんな三角関係もあるんですね。
とても日本的な三角関係と言いますか、逆にそれが人を傷つけて行くのですが。
三人ともとても健気な人ですね。

誰かを好きになることが罪深いことであることが多々ありますが、これもその典型でしょう。

譲り合いの精神が生んだ三角関係。

ロングカットがやっぱりすごいですね。
カラーかと錯覚する、色が透けて見えそうなほどにどこまでも美しい白黒の情景。

ちょっといけずで完全プリンセスな絹代様。
平安の衣装着せたら田中絹代にかなう女優居ないねえ…平安の姫が飛び出してきたみたいに妖艶で神々しい。お琴や詩吟まで嗜むお遊さま。
「さ、どうぞ」言い方が優雅で凛としている。

バラ園と着物のコントラスト。
全員がそれぞれの遣り口でお互いを尊重しているからこその、絶妙な何とも言えなさ‥
最後の余韻の残し方が最高潮に美しい。

お静のお遊さまへの敬い様が美しすぎて
姉妹の“禁断の愛”っていうタブーな方も強く、
怪しい雰囲気が大変良い。
原作が谷崎大先生で、溝口節とは異質な展開。

現代では、女の喫煙姿は少なからず何かしらの印象を悪くするが、この時代の人たちは、上流階級で割とキチンとした場でもフラットに喫煙していて凄く良いし、この風潮が戻ってきて欲しい。

昔の映画って、病人の横でも何食わぬ顔で吸ったり。情緒が出て良い。いつから喫煙にうるさくなったんだろうか、と気に成った。
譲り合いの三角関係。全体的にロングショットが多い印象。屋内は奥行きのあるいつもの構図。屋外のショットも素晴らしく、3人で観光するシーンなんか光を取り入れて美しく撮っている。ロケーションも良いですねぇ。お遊さまをおんぶするところは、谷崎であれば着物越しの肌触りをしっかりと描写したことだろう(笑)湖も不吉な場所として登場している。
お遊さま(田中絹代)が、非常に綺麗に撮られている溝口監督作品。 

お遊の妹(乙羽信子)が見合いに来るシーンでは、待ちかねた男が「見合い相手は、あの人?」とお遊を指し、「いや、妹の方だよ」というセリフあり。 
また、病床の妹(乙羽信子)が「あなたのお頭(オツム)の中から、姉の存在は消せない」といったセリフも言っている。 

「水辺の朧月夜」を描いたシーンが美しい。

少し、田中絹代の美しさを強調しすぎた感のある溝口監督作品であった。
浮浪者

浮浪者の感想・評価

3.4
やれたかも委員会、としてみるしか救いようがないとおもうか。はたまた音楽(習い事という放蕩)に身を委ねたフリをして苦笑するかの二択。
pier

pierの感想・評価

3.8
お遊さまに亡き母の面影を重ねて好意を抱く心理が理解できるほど、田中絹代が美しかった。
hrt2308

hrt2308の感想・評価

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調布の新しい映画館で1951年作の古い映画を観た。
溝口健二の戦後の不調時の作品という。

物語は子持ちの未亡人・お遊(田中絹代)、義理の妹・お静(乙羽信子)、慎之助(堀雄二)の三角関係を描く。
三角関係といっても普通考えられる相手の取り合いといったものではなく、お互いに相手の気持ちを尊重するもの。
とても、現実には考えられないが、この作品では見事に(?)成立している。

京都、大阪の裕福な家庭、街の風情が貴重。
セット、撮影が素晴らしく、当時の撮影所のスタッフの実力が感じられる。
まつこ

まつこの感想・評価

3.6
絶妙なトライアングル。
男に挟まれる女もいいけど、女を囲む男女もいいなぁ。

彼女を思うと切なくて。
確かに愛はそこにあったのだろうけど、すべてはお遊さまが結んでいる。

悪気なしに着物姿で背負われる田中絹代が好き。溝口を追いかける度に私の中で田中絹代愛が爆発している。
あ

あの感想・評価

2.0
原作の蘆刈が好きだから見たけど話の展開が違う、原作の通りが良かった
雰囲気と画面が綺麗だから最後まで見た
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