このレビューはネタバレを含みます
初溝口監督作品。
というより初日本古典映画。
教養としての映画という本から、Amazonプライムで見れてアクセスしやすかったのでまずはこれを見てみました。
最初のお見合いのシーンの絶妙なカメラワークは知ってて見ると、こういう映画の楽しみ方もあるんだな〜、と納得。
その後のひとつひとつのシーンもまるで額縁に飾られた絵画が動いているかのような美しさでした。
相手が気に入らないと縁談を潰してしまうほど妹を溺愛する姉と自分の結婚生活を犠牲にするほど姉を慕う捻れた姉妹愛、姉に惹かれていたことが妹に気づかれても結婚生活を続けていた男のストーリー。