みうさん

バリー・シール/アメリカをはめた男のみうさんのレビュー・感想・評価

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実話ベースというのがウケるのだけど、本当にこんなにじゃぶじゃぶ儲かることがあるんだろうか。あっても使いきれないなんて。バリーは本人もきっとなんらかのチャームのある人だったんだろうなって思いますね。それにぴったりトムクルーズがはまってるトム映画でした。度胸があって飛行センスのあるパイロットで、でもちょっと流れに任せすぎか?ってところもありつつ、だけど金に汚く執着するわけでもなく、テンポよく向こうから転がり込んでくる感じとか、時代感もあってほのぼのするくらいだ。時代といえば、プロダクションのロゴが70年代あたりの古いロゴになってて面白かった。始まりのムードがアトミックブロンドと似たところがあったなー。アーカンソーの州議のシーン、ホワイトハウスのところ、ウケた。飛行機アクションがなかなか面白くて、プロペラ機が何機も連隊して飛び回るシーンとかアガった。まあ、ラストは仕方ないけど、そこまでの爽快感が幻のように消えていく感じで寂しくもあったなー。ランドリーケイレブジョーンズ相変わらず良い。ドーナルグリーソンのとぼけた感じもなかなか良い。とぼけてるけど計算高いみたいな感じ。
なっち語はあんまりなかったのかな…。一箇所え?てなったけどどこだったか覚えてない。
字幕翻訳/戸田奈津子
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