ジェラルド

バリー・シール/アメリカをはめた男のジェラルドのレビュー・感想・評価

4.7
航空会社のパイロットからCIAになり、麻薬の運び屋になった人物バリー・シールの伝記映画。
不満が多いわけではないが現状に満足するでもなく、流されやすい性格なので麻薬の運び屋になったと思う。人生の選択は重要です。
桁違いに凄い行動と金額がジェットコースターのようなスピードと浮き沈みと笑いが混じりながら進み、見ていてワクワクして飽きがこなかった。
大金を稼いで妻がどんどんセレブになっていくことやお金の隠し場所がない位に稼いでいて、いたる所で金が剥き出しで見えていることが面白い。
トム・クルーズの演じる主人公のキャラの魅力が凄くあり、国際法にまで引っかかる悪い事をしても憎めなくなりました。
制御できないぐらいに突き進み、最後は国家の闇に飲み込まれていくようで可愛そうでしたが、凄く好きな映画。