Naoya

バリー・シール/アメリカをはめた男のNaoyaのレビュー・感想・評価

2.6
1970年代、大手航空会社の天才パイロットのバリー・シールは、ある日CIAエージェントの極秘作戦加わる。命令に従いながらも、同時に麻薬や武器の違法な密輸ビジネスに手を染め、大金を荒稼ぎしていく。実在した人物を描いたヒューマンドラマ作。現実味がないサクセスストーリーながら、この物語がノンフィクションというのが印象的。怒涛の仕事っぷりから怒涛の荒稼ぎで、まさに言葉通りの〝巨万の富〟を築く様はエンターテイメントに富んだ内容。危機を感じながらも、着実にお金を稼いでいく姿は、決して天才的なパイロット技術がメインではなく、家族や仲間を大切にし、お金を稼ぎながらも人に尽くす姿もありで、ドラマ性はある。トム・クルーズ出演作ながら斬新さはある物語。そして、トム・クルーズ出演らしからぬ結末もまた印象的。
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