思ってたものより面白かった。
ただ、邦題の「アメリカをはめた男」はまるで間違っているので注意。
テンポが良いし主人公はバカで軽いしでサクッと観られる。
しかしこれが実話と言うのだから凄い。
自らがオラオラ系で突き進んで爆発したのが「ウルフ・オブ・ウォールストリート」なら、
周りのオラオラ系に流されてまくって爆発したのがこの「バリー・シール」。
長いものには巻かれろと言うけど、ポジティブになんにでも巻かれると大変な事になりますよと笑
日本ではこうはいかないだろうけど、流石はアメリカ規模がデカイ。
ウルフと違ってラストがちょっと切なく感じるのも本人がおバカなだけで根は良い小物だから同情出来てしまうのか…。
我らがトム様がイキイキと演技してるのも◯。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」に続いてこの監督と再びタッグを組んだけど、前回の演技もコミカルで面白かったし2枚目よりもむしろこっちの方が本人も楽しいのかもね。
どんな役柄でもエンタメとして優れた演技が出来るから、もっと色んなトム様が観たいな。