加速装置

バリー・シール/アメリカをはめた男の加速装置のレビュー・感想・評価

4.1
戦争映画や犯罪映画を「面白い」と言っても、決して殺人をしたいわけじゃない。でも面白いと言うと眉をひそめられる風潮がある。自分も含めて多くの一般Peopleは清廉の士でもなく極悪人でもない。自分はなれないので、映画で描かれる不屈の正義のヒーローも、知力・体力みなぎる犯罪者も応援したりするんじゃないかと思ってる。
本作は後者でしかも実話がベースなので、手が届くような錯覚を持って(絶対出来はしないんだけど)自分ならこうするんだけどなぁなんて考えながら応援し続けた。「うまく行ったからってそんなことしたら失敗するって、ほら~!」みたいな。
世界を救うトム・クルーズよりも本作のようなトム・クルーズがいい。もしかしてトム・クルーズの映画で一番好きかも。
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