このレビューはネタバレを含みます
今更ですが視聴しました
冒頭のワンカットで撮影されたであろうミュージカルシーンがあまりにも魅力的で一気に物語の世界に引き込まれてしまいました。
春夏秋冬で示される場面転換や、2人で映画を見るシーン、俳優という夢に向かって我武者羅に生きる主人公と、色々な場面で昔観た『女と男のいる舗道』と重ねてしまい、ナナとミアの人生を比較して少し物悲しくなってしまいました。
ミアとセブはそれぞれのキャリアを選び、結局は結ばれませんでしたが最後の微笑み合うシーンでこの二人の関係性は恋という形でなくてもとても美しいものだなと、人生のほろ苦さを噛み締めさせられたような、それでいてさっぱりとした良い終わり方だったと思います。
音楽でも演劇でも何でも表現するということの壮絶さとそして美しさをガツンとぶつけられた気分です。しばらくはサントラを聴きまくる日々を送ろうと思います✋大好きでした！
