男女の華やかな恋愛映画かと思っていたら純愛だった。あんなふうに互いを応援し合って、互いに良い影響を与え合える関係は理想だし、中々そんな出会いはないだろうなと思うから、2人の出会いはより運命的な感じがする。久々に心情描写を丁寧に描いた良質な純愛映画を見させて貰いました。
劇中の音楽は、2人を結ぶキーワードになっていて、何回も同じ歌が多用されているのですが、最初と最後では演奏の仕方によって印象が大夫変わります。
ラストシーンは切ないけれど、何だか温かい気持ちになり、デミアンチャゼル監督、中々粋な演出をするなと思いました。ストーリーには意外性もあり、ありきたりでないところが良いです。予告編だけでは想像できないストーリー展開も良かった点のひとつ。
