キミシマユウキ

ラ・ラ・ランドのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.2
ハリウッドで女優を目指すカフェ店員のミア。自分の店を持つことが夢なジャズピアニストのセブ。2人は出会い、恋に落ちるが…

『セッション』で才能を発揮した
!!デイミアンチャゼル監督!!
の新作ミュージカル映画。
ゴールデングローブ賞史上最多獲得!
アカデミー賞史上最多ノミネート!
主演は
!!ライアン・ゴズリング!!
!!エマ・ストーン!!
期待に胸を膨らませ公開日にIMAXにて鑑賞。


夢を追う人々、
夢を追っていた人々、
まだみぬ夢を探す人々へ、、、


これはキャッチコピー通りの
"極上のミュージカルエンターテインメント"
だった……。
それぞれの夢を追い続けるミアとセブ。
ロマンチックで情熱的で、観てるこちらも夢を見る勇気を与えてくれるような最高の作品。
「あぁ、ずっとこんなミュージカルが観たかったんだよ…」
と思えてしまう。
前作同様監督のジャズに対するパッション、過去の名作ミュージカル映画へのオマージュの数々、映像の鮮やかさや音楽の使い方まで何でも楽しめた。そしてラストの仕掛け…
それ以上語る必要はない。
まさに映画館で観る映画。

主演のゴズリングのかっこよさは異常。
猛練習を重ねた結果、実際の撮影はスタンドやボディダブルを使わず全て彼自身が演奏出来たという恐ろしさ!本職の人が嫉妬する程だったらしい。そして彼の低音ボイスの歌声はもはや男の自分でも抱かれたい程…///
垂れた前髪の本数だけ女を抱けそうです(笑)
それを食う勢いだったのがエマストーン。
今作のミアはエマストーン自身の人生と重なる部分が多い。
彼女も学校を中退しLAで女優を目指して日の目を見ない日々を送り、ジャド・アパトー組に見出されて『スーパーバッド 童貞ウォーズ』等から少しずつ売れてきた苦労人。
そんな彼女が演じるミアの説得力が絶大なのは当たり前だ。歌声の切なさもたまらない。
元々配役されていたエマワトソンではこの演技は出来なかっただろう。彼女は幼い頃から『ハリーポッター』シリーズで売れっ子だったのだから。
ちなみにゴズリングとストーンは『ラブアゲイン』と『L.Aギャングストーリー』で2度共演しているのでそちらもチェックしておこう!
あとは『セッション』の鬼教師フレッチャーさんことJKシモンズがチョコッと出演。
今度はジャズが嫌いそうです(・∀・)
更に誰も触れてないけど個人的な推し女優ことソノヤミズノちゃんが出てるから皆注目してくれよ!!!『エクスマキナ』のキョーコな!!!!あんま出てないけど!!ファンには分かるぞ!!!

2017年早速ベスト候補の作品に出会ってしまい喜びに満ちている。
デートムービーとしてもピッタリすぎるチョイスなので、
気になるあの子と!
カッコイイあの先輩と!
映画デートを考えているあなたは今すぐ今作を!!!

〜オマケ〜
久しぶりにTOHO新宿で上映終了後に拍手が起きました。
やはり感動を分かち合える映画館という空間が僕は大好きです。(小並感)
え、サントラ?その場で買いましたとも!
さて、あと何回劇場に脚を運ぼうか…

ミュージカル映画好き、ライアン・ゴズリング&エマストーンを観たい方、そして夢を諦めきれない皆さんにオススメの作品。