THXシアターで鑑賞。
この極上エンタメは音響の良い、なるべく大きなスクリーンの劇場で観るのがオススメ♪
ラブストーリーもミュージカルも、どちらかといえば苦手な私でも楽しめました。
同監督の｢セッション｣があまりにもぶっ飛んだ作品だったので、やや構えて鑑賞しましたが、ストーリー自体はあまり目新しいものではなく良くも悪くも想像を大きく変えるものではありません。
前評判の高さへの期待値と、予告やスポットに良いシーンがかなり使われてしまっているので、それ以上のものが見当たらずやや物足りなさを感じてしまう点も否めません。
それでも主演2人の魅力と、映像美、映像表現、音楽の素晴らしさに脱帽しました。
ミュージカル部分は比較的少なめで、でもここぞという印象的なシーン、happyの象徴のようなシーンで多く使われているので一緒に歌い、踊りたくなってしまうようなワクワク感もあります。
ロケ地の多くも、実在しない場所のような幻想的な映像演出になっていて、
とくにグリフィス公園でミアとセブが踊るシーンや、ハモサビーチ桟橋でセブが歌うシーンは美し過ぎる。
話題になっている冒頭の高速道路のシーンも素晴らしいです。
ラスト間近の回想(想像)シーンは涙なしには観れない。圧巻でした。
映画館で観て良かった、という点においてはかなり満足度高いです。
アカデミー賞作品賞は逃したのは残念でしたが、各賞ノミネートされたのは納得の素晴らしい作品でした
設定·主題★★
物語·脚本★★★
映像·演出★★★★★
配役·演技★★★★
音楽 ★★★★
