ゆうと

ラ・ラ・ランドのゆうとのネタバレレビュー・内容・結末

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

やはり、他と比較することによって好きな所、あんまりだった所というのが容易くみつかるのだと思った。
しかし、ミュージカル映画といえば、ハイスクールミュージカルぐらいしかみたことがなかったので、他と比較するということが難しい。
といった風に、まず自分のレビューに対する言い訳を書いてしまった。とりあえず、長くなるかもしれないが思ったことを書き起こす。

結論から言えば、好きだった。
しかし、予告やアカデミー賞など、今回も自分の過度な期待がマイナスに働いたことは確かなので、映画というものはフラットな気持ちでみたいものです。
ただ、予告にもあるセブがミアの言葉を遮ってキスするシーンは、予告でみておくことによって劇中でより映えたと思う。

ストーリーは正直どうでもよかった、エマストーンが中指を立てた時点で、「はい、最初の印象は最悪パターンですよー」といった感じ。いい意味で。
いきなり5年後っていうのは、後日談大好きな自分からするとご褒美のような展開だった。ミアのサクセスストーリーとか、2人のすれ違いとかをバッサリ抜いちゃうのは、かっこいいなぁと思った。
そしてとその後の見せ方がおしゃれというか、めっちゃ映像は綺麗で非現実的な感じもするんだけど、もしあいつが俺だったら、とかいう妄想は結構共感されるんじゃないかな。
店の名前をあれにするぐらいやし、セブがまだミアのことを引きずっているようにみえたけどどうなんだろう。

プリウスの鍵のシーン。
ジャックリーチャーの黒のセダンより見せ方は好きだった。
ほんまにプリウスはあんなに流行ってるのか。

おそらくミュージカルなので字幕版しかないのだと思うが、字幕を追ってしまうとダンスや表情はとてもじゃないが十分にみれない。
どの映画をみても、英語を理解できればと思うが、ここまで強くそう思った映画は初めてだった。

ライアン・ゴズリング、前髪と横顔とダンスと声。帽子を左手でキャッチした瞬間で惚れてしまった。

プラネタリウムのシーン
雲の上とか、宇宙とか、ちゃっちくみえた。
予告にもある斜めに浮かび上がるシーン、その後全部カットして、そのまま放物線を描いて椅子に着地したらよかったのに。

エマストーンはトカゲ顔に磨きがかかったというか、好みやけどあんまり魅力的にみえへんかった。

書きたいことがいっぱいあるということは、心に残る映画だったのかも。
ゆうと

ゆうと