そのうち観れたらいいなぁくらいに思ってたんだけど、
『ブルーバレンタイン』を優に越える映画っていう書き込み見つけちゃったから速攻観に行った。
オープニングはあんなに楽しませてくれたのに、最後の方は勝手に涙がボロボロこぼれて自分でもびっくり。
あの終わり方がすごく好きだ。
単純な、めでたしめでたしではないところに、心持って行かれた。
どうあがいても、もう過去は変えられないから。それでもやり直して頑張れることもあるけど、二度とやり直すことはできなくて、あの戻らない時間を糧にして今を生きるしかない。
生きれば生きるほど、そういうことが増えていくから、涙が止まらないほどの結末だったけど、素直に好きだなぁと思えた。
映画館で映画を観る意味ってこういうことなんだと思った。