でんちゃん

ラ・ラ・ランドのでんちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

「セッション」と比べたら500倍くらい好きだけど、映画全体としては自分にはそこまでヒットしなかったかなぁ。
オープニングのフラッシュモブ的ミュージカルシーンは最高だったんだけど。
基本的に「ミュージカル映画だから歌いだす」と言うか、ストーリーにもジャズとか音楽とか演技とか要素は大いに絡んでるはずなのに「感情が高ぶった結果歌い出す」みたいな風に感じられなくて、「歌うために歌ってる」ミュージカル映画にはいまいち乗れないんだよなぁ...たとえ音楽が素敵でも。
これって例えば、映画の「レ・ミゼラブル」でも感じたんだけど、ミュージカル映画だからってミュージカル映画にするために歌ってるようじゃ駄目だと思うんだけどなぁ。ストーリー自体の良し悪しとは別に、「アナ雪」なんかは結構「ミュージカル映画だから歌う」んじゃなくて、きちんとストーリー上の感情の起伏の要請があって歌ってるように感じられたんだけど。
ライブのシーンでソロ弾く用のキーボードがRoliのキーボード(Seaboard)なのはおっ!っと思った。
後、最後のSEB'Sでヒロインが演奏を聴くシーンは言ってみれば「君の名は。」じゃんって思ったりした。あのクライマックス一連は良かったなぁ
エマ・ストーンはアメリカの村田寛奈