ミーハー心の部分では、ジョンレジェンドを見に行っただけなんだけど、出てる人みんな好きになって帰ってくるような幸せな話。大団円ではないからこそ納得出来る幸せ具合。
ラブストーリーって、恋を叶える話ではなくて、恋を犠牲にする事にこそ見つけたりなんだって事が分かった。
ある意味カサブランカのリメイクだと思うし、既にある名作あっての作品なのだろうけど、何番煎じでも、パロディでも、模倣でも、素晴らしいものは素晴らしいんだなと。作品の価値を語る時によく使われる、新しい、古い、オリジナルとかどうだっていい事なのかもしれない。
二人の出会いのピアノ曲が、どことなく「時のすぎゆくままに」の面影があるように感じるのは、さすがに思い込みかな。
この監督は、ベースのリズムがビシッと分かりやすいからとても好きだ。
