knightさんの映画レビュー・感想・評価

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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.4

アナトレントはソイアナって言ってなかったのか!となっている

新選組(1969年製作の映画)

2.3

新選組って武士道ごっこだなと改めて思った。
趣味だから余計にこだわるんだろうな。
思想や信念がないならせめて青春しててほしい。
一番青春してたのは、自分の弱さと戦ってみっともなく負け散らかしてた芹沢鴨
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王の男(2006年製作の映画)

4.2

芸人二人の美貌とカリスマ、そして王様の怪演と、まず目が行くのはキャストだったけど、原作が戯曲なだけあって装置や言葉の力が的確で強い。

一言で言うと綱渡りの話。
実在の暴君だと言う怖すぎる王様の元で食
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.7

色んなものが逆転していく。
美醜、善悪、喜びと絶望、事実と妄想、事実と真実…あげきれない。
中でも、偽物や物真似に思えた物がオリジナルを獲得していく逆転が圧巻だと思う。
映画自体、役柄や役者自体まとめ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

ソンガンホ、インディアン似合いすぎるんじゃ〜!!

長男の最後の"計画"シーンで舞台「壁の中の妖精」(←韓国版もすごく良かった)の感動を思い出した。からの、ラストカット。好きです。
個人的に縦長の作品
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

「オペラ座の夜」を手に取るより前に子供の頃、テレビを見てたら変わった感じのおじさんがものすごい歌をものすごい数の観客と一緒に歌ってた。多分クィーンの特集番組で、何も知らずにレディオガガの振りをテレビの>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ガガ様によるガガ様の映画なのは間違いないけど、ガガ様のための映画にはしなかったところに好感を持てた。ラストの曲がアリーだけの歌じゃないのを思い出させてくれたのとか良いなと思った。ガガ様がガガ様としてじ>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

面白いし強いしかっけーし、どうかしてる。

見始めてすぐ、慣れない難しい用語と情報量に諦めかけたのに、あっと言う間に引き込まれた。
タイトルや台詞で、切り札が何なのかはなんとなく想像が付く。付くのに、
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.4

ミーハー心の部分では、ジョンレジェンドを見に行っただけなんだけど、出てる人みんな好きになって帰ってくるような幸せな話。大団円ではないからこそ納得出来る幸せ具合。

ラブストーリーって、恋を叶える話では
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ズートピア(2016年製作の映画)

3.5

差別されてると思ってた自分が本当は差別してたんだ、って言葉をアメリカの代表みたいなディズニーが言えるのが、アメリカのすごいところだと思う。差別って事と、マジョリティ/マイノリティとか、どっちが正しいか>>続きを読む

スペイン狂想曲(1934年製作の映画)

3.3

映画自体がかなりアホなんだけど、何故か憎めない。
ディートリヒの一挙手一投足を見てるだけで十分持つし、ディートリヒは絶対に嫌な奴じゃないのをみんな知ってるから成立するアホさなのかも。

パスカルをやっ
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間諜X27(1931年製作の映画)

4.3

一番好きな映画と言われて悩む一本で、
一番好きな女優、
そして、これまで見た映画の中で一番好きな場面もこの映画の中にある。
スクリーンで見るとこんなに黒が濃いんだなあ。

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.1

別にそれが嫌だと思わないんだけど、家族も友達も恋人も、どんなに深い仲の人がいても、やっぱり死ぬときは一人なんだよな。
危うさが続いた後に、それが悪い方向でもとにかく振り切れてくれると何故か安心する、人
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飢餓海峡(1965年製作の映画)

4.0

物凄く悲しくなった映画だった。今も悲しい。

左幸子さんが女優としてもう凄すぎる。怖い。引いた。ひれ伏す。
あんな女性に付きまとわれたら、全力で逃げもしようし、逃げ切れなきゃ、そりゃ思わず頸もポッキリ
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.0

史上最高に洒落たタイトルだなと。

何もかも上手くいかない時ってあるよな〜。。
ジタバタする主人公が痛すぎる。
痛さと不器用さが何だか生々しくて目を背けたくなる程だった。
あえての白黒は、昔のフランス
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.0

面白いけど、見たって事を二日置いたら見事に忘れてた。
マイケルケインの贅沢すぎる使い方、何よ(°_°)

すごいテンポで引き込まれていく冒頭でせっかく夢中になったのに、
扱ってるのがマジックや催眠術だ
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北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

3.4

何度見ても、有名な場面以外、話そのものを忘れる。
同じような、濡れ衣で逃げ回る主人公の話なら、フレンジー の方が格段に面白いと思う。地味だけど。

主役二人がいまいち魅力的じゃない。
ケーリーグラント
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恋をしましょう(1960年製作の映画)

1.8

もの凄まじく後味の悪い話。
結局金かよ………(°_°)(°_°)

登場した瞬間にハートを鷲掴みにしていく、マリリンの可愛いさと素朴さに接したときの私の感動を返してくれ、、と言いたい。
あんな男はどう
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the EYE 【アイ】(2002年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ハリウッドリメイク版からのオリジナル。

ホラーだけど、得体の知れない怖さじゃなかったからわりと大丈夫で見られた。
業や運命、宿命、因縁といったものが作り出す雰囲気はアジアならでは。
特にタイは因業や
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めまい(1958年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画雑誌でよくある悪女特集の常連キムノヴァク。緑色が良く似合う。
てゆか、あの背中よ。。
あれだけでそりゃあ一目惚れするよなぁ、と納得。

この役は悪女じゃなかった。
ヒッチコックって、やっぱり美女に
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サイコ(1960年製作の映画)

5.0

バスルームのシーンみたいな恐怖の連続のホラーだと思い込んでいたので食わず嫌いしてた。
めっっっっちゃ面白い!!!
何でもっと早く見なかったんだーっ

ストーリー、演出、演技、音楽、他も全部、映画技術の
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アイズ(2008年製作の映画)

3.0

キッチンにキリンビールがあった気がする…。
五感、て言うけど、その内の一つでもがないのが普通って事について考えるととても興味深い。
ジェシカアルバの顔に生まれても自分の顔を知らないって、凄まじい皮肉だ
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心の旅路(1942年製作の映画)

4.2

ロナルドコールマンの演技が素晴らしいと思った。
精神病院で記憶喪失で寄る辺なさそうにしてた人が、奥さんの支えで自信を取り戻して、
今度は記憶を取り戻した代わりに孤独になって、
最後にやっと本当の自分を
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哀愁(1940年製作の映画)

3.8

ラッキーチャーム、ビリケンさんにしか見えん……

顛末を人の話で聞いてから見たので、前半ハッピーな程泣けてきた。

コテコテのラブストーリーな展開の前半も、テンポが良いのか楽しく見られた。
ヴィヴィア
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汚名(1946年製作の映画)

3.6

スパイもの、と見せかけてメインはロマンス。
女心に絡めたサスペンス展開が秀逸。
バーグマンだからこそ成り立つ作品だなと思った。
あんな知的な顔立ちなのに、情熱がガンガン伝わるってすごいね。

白黒で、
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薄氷の殺人(2014年製作の映画)

3.8

グイルンメイだから映画が魅力的になってるけど、
グイルンメイが魅力的だから分かりにくいような気もする。
とりあえず、主役の元刑事がカスだって言うのはよくわかった。

グイルンメイにだったら殺されてもい
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