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ラ・ラ・ランドのnaoのネタバレレビュー・内容・結末

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ハッピー!!!すばらしい!!!スタンディングオベーション!!!わたしも歌って踊りたーーーい!!!

…と心を沸騰させてくれるような作品かと思っていたけれど、意外や意外、そうでもなく。カジュアルなミュージカル作品という点では「ロック・オブ・エイジズ」のほうがワクワクできるし、俳優がライブで歌った「レ・ミゼラブル(12年)」とは技術が段違い。オープニングも、そんなに言うほどかいな???と思ってしまった。穿った見方をするつもりはなかったのにもかかわらず。けど、口パクがひどくズレて見えて仕方なかった。

しかし、ライアン・ゴズリングの長年のファン(顔がめっちゃ好み)であるわたしは、単に彼がピアノを弾いたり踊ったりエマ・ストーンとラブラブしたり…というだけで大満足なのである。ショージキ、細かいところはどうでもいいんです。

素晴らしいのは「理由なき反抗」ネタ。「よし、いいこと思いついた!」とか言ってちょっとドライブするとあの天文台に着くとか、どれだけ幸せな暮らし!?日本の地方都市で反抗期真っ只中に夜な夜な繰り返し「理由なき反抗」のDVDを観てアメリカ文化に憧れた昔の自分が悲しいほど。トホホ。

笑ったのは、ゴズが参加するしょーもないバンド×2。前者はコスプレ。後者はブルーノ・マーズファンに喧嘩売ってる系。

そして、しれっと出てくるJ.K.シモンズとジョン・レジェンドにクスクス。しれっと繋がりでいえば、ロゴ、ちゃんと使うんだね。。

ラストのゴズの表情には、やはり涙。そうそう、ゴズと結ばれたバージョンの回想における息子のバースデーのシーン、後ろに鯉のぼりが飾られていました。
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