この映画を一言で表すなら【エンターテイメント】
画面切り替えのバリエーションの多さ、古き良きハリウッドを彷彿とさせる小技シーン、壮大でどこか懐かしいミュージック、カラフルで楽しい服装や背景や撮影地。
つぎからつぎへと惜しみなくでてくる演出のこだわりが、観客を楽しませようというバラエティ精神で溢れてて抜群の好感が持てました。これはだいすきすぎる。
ドラマチックじゃなくてロマンチック、そんなストーリー。意外と「微妙だった」なんて感想を周りから聞いたけど、わたしにとっては"最高"でした。
"ハッピーエンドじゃない"っていうより現実味のあるせつないエンディング。夢か恋愛か。お互いがお互いの夢を追う姿に惹かれて始まったから、この選択でよかったと思う。せつないけど潔かった。
最後の回想シーンでわかるように、いっしょになっても幸せになれたのは間違いない。どっちを選んでもいい、どっちを選んでも幸せになれる。人生って選択だけど、選択だけじゃないんだなぁ…。
結論。
エンターテイメント最高!!!
ミュージカル映画最高!!!!
デミアン・チャゼル最高!!!