このレビューはネタバレを含みます
映画を観て初めて泣いた作品になった。まずオープ二ング10分のためだけに観に行っても価値がある美しい映像と音楽。ミュージカル自体触れたことがなかったからかとても心に響くものがあった。主人公の男女2人は互いに夢に向かって努力し夢を叶えることができるのだが決して結ばれることはない。おそらくタイトルのlalalandとはラストシーンの全てがうまくいき2人が一つになる妄想のことを指しているのであろう、あの時こうしていれば…迷っていなければ…あのlalalandのようになっていたのかもしれないと思うとエンドロールで涙が出てきた。その時その時を大事に、そして諦めることなく進まなければならない。本来のメッセージとしては恋愛か、夢か、どちらを選ぶか…?ということなのかもしれないが個人的には彼女らにはもっといいハッピーエンドがあったはずなのではないか?別れることなくまっすぐ進み続けろ!と言っているように受け取れた。