どこをとっても素晴らしくて、全力でスタオベしたい気持ち。多幸感と切なさが合わさった時の威力は、もはや暴力。ここ３年分以上は泣いた。
キャッチコピーの｢夢をみていた｣という言葉が、この映画のすべてだった。冒頭の渋滞する道路でのミュージカルシーン。あの時から、セブとミア、そして観客の私たちも、ララランドに行っていたのだと思う。
ラスト数分の夢と現実が交錯する演出が、デイミアンチャゼルこの野郎ー!!と叫びたいくらい凄くて。映像的には華やかで楽しいけれど、だからこそ涙が止まらない。今思うと、予告やCMの映像もほとんど･･･ね。
これだけ興奮したのに、後日ブルーレイで2回目観たらアレっ？て感じだった。繰り返し向きじゃないのかな…あの感動は、一回勝負なのかもしれない。
