キミシマユウキ

インクレディブル・ファミリーのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

3.6
シンドロームとの闘いから3ヶ月後、法律でヒーローが禁止されながらもヒーロー活動をして追い詰められた一家にある提案が来て…

2004年のヒーロー映画
『Mr.インクレディブル』
の14年振りの続編!
監督は変わらず『レミーのおいしいレストラン』等の
!!ブラッド・バード!!
TOHOフリーパスあったので鑑賞


家事!育児!世界の危機!


安定のピクサー印。安定と安心のクオリティでお届けしてくれた。
前作から時系列すぐなので話は繋がっているものの、一見さんでも問題ない仕様になっている。
映像が相変わらず素晴らしく、
前作以上にヒーローが登場するため沢山のパワーを華やかに見る事が出来て気持ちいい。
家族もダッシュ君やヴァイオレットちゃんだけでなく、赤ちゃんのジャックジャックの活躍にフォーカスしていて可愛らしく老若男女が楽しめるだろう。
ただし、ヒーロー映画オタクとしてはイマイチと感じる部分もあった。
MARVELやDCといったヒーロー実写映画が飽和してるこの時代で敢えて14年振りに続編を作った理由が掴めない。
更に一応同じディズニー傘下のMARVELの傑作『シビルウォー』のソコヴィア協定にて、
”ヒーローを法律の元で管理する”
というテーマの難しさやエモさを素晴らしくシリアスに描いてくれているのに、今作はそれの軽い焼き直し。そのテーマについても結局答えを出しきらずに終わってしまっているのが否めない。
家族がわちゃわちゃするファミリー映画向けで作るには少し難しい題材だし、そちらにも振り切れてもないので中途半端な印象なのだ。

まぁ周りの評価はかなり高いし、自分も充分以上に楽しませてもらったので気にしすぎなのかもしれない。
隣に座ってた女子高生みたいに

「ジャックジャックマジ可愛かったぁ〜💞やばみぃ〜☝️✨」

みたいに言っとけば良いかな(笑)

ヒーロー映画好き、ブラッドバード監督の映画好き、そしてジャックジャック可愛かったぁ〜💞ってやりたい方にはオススメの作品。