もえり

インクレディブル・ファミリーのもえりのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

まず、さすがピクサー!絵がキレイだしど迫力だし、アトラクションに乗っているような感覚で最後まで目が離せなかった!

冒頭は14年前の前作の続きから!ってのに興奮した!
ジャックジャックの能力の解禁がすごくおもしろかった〜


社会に進出していくヘレンと家事と育児に苦戦しているボブ。
不器用なお父さんは育児がうまくいかずに悪戦苦闘。その中自分が浴びたかったスポットライトを妻が浴びているというもどかしい葛藤。

社会進出していく女性と家事と育児をしていく男性の現在の世の中を連想する。

ヘレンとボブは子供のためと隠しごとをする。それに対して子供達の怒りやもどかしさがすごくみられる。
最後、ヘレンとボブはバイオレットとダッシュとジャックジャックに助けられてお互いの信用をおき、お互いに協力しながら敵を倒していく。
ここでも現代の家族のあり方を連想させられる。
互いのためと思っていることがそうでないことがたくさんあると思う。話し合ったり素直に話すことで解決することが今できない家庭が多い、それを乗り越えたのがこの家族だなと考えされられる。
親からみたら子供は弱くいつまででも子供なんだけどそうじゃない、家族を守りたいという子供を信用し、役割を与えることも成長には大きくつながる大切なことなのだと思った。
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