映画みます

LION ライオン 25年目のただいまの映画みますのレビュー・感想・評価

4.8
エンドロールの最後の衝撃的な数字、
インド国内児童失踪者数...年間8万人。
この物語はまさに迷子になってしまった主人公の25年間にもわたる数奇な人生を描く実話です。
5歳の時に自宅から何千キロも離れた場所へ運悪く連れて来られてしまい、家に繋がる手掛かりがないまま路上生活をしているが、運良くオーストラリアに里子に出される。
そこで何不自由なく立派な青年と成長するが、ある日を境に過去の記憶の糸を辿りはじめる。
それはまさしく自分を取り戻す旅であり、劇場で見ている観客も彼と一体となって記憶の旅をするのである。

カメラワークも、確かな脚本も、作品を包み込むBGMも、全てにおいて素晴らしい出来となっています。

アカデミー賞作品賞(逃したけど)に相応しく、アタシがアカデミーの会員ならば本作に
迷わず1票入れただろうと思います👏

是非1人でも多くの方に劇場へ足を運んで頂きたいです!!
オススメします👍🏼ハンカチを忘れずに💕