けんぱじ

LION ライオン 25年目のただいまのけんぱじのレビュー・感想・評価

4.0
これ!実話!? 凄すぎやな、こんな人生。
幼少時に日本では考えられないくらいのスケールのデカい迷子になってしまって、よく生きてこられたなぁ〜

「LION 〜25年目のただいま〜」
まず、“LION” って何やろ?と思いながら観てたのと〜25年目のただいま〜は余計なこと書くよなぁ〜と思た(笑)

ある意味、運良く施設に入れられたサルー少年。
そこで里親を世話する女性から良い縁談を聞かされたが大人への恐怖心は拭えないやろう
その縁談を受け入れ、オーストラリアへ。
飛行機が飛び立つ。
窓の外を眺めるサルー
ママのいる家から、どんどん離れていく不安と、まだ見ぬ里親と会う不安…
複雑な表情を見せる、この子役は何なん?
この子を見てるだけで胸が詰まる…
サルーの心の中は依然として“迷子” のままで、見知らぬ大人に預けられる、この複雑な状況の中でサルーという子は何と心優しい持ち主なん?
後に2人目の養子を同じ様に施設から引き取るんやけども、その子の心の乱れ方が正直な表現やと思った。
それくらい辛い経験をしてしまってる子供達やねんもん…

大人になったサルーは実の母親や兄、妹に会いたくて会いたくて、僅かな記憶を頼りにグーグルアースで故郷を探す。

エンディングまで、凄い話やなぁ〜と思ってたんやけど、最後にユニセフの告知が出てきて少し冷めてしもた(笑)
いや、ユニセフは素晴らしい活動をしてる団体なんやけど、何や裏がありそうで(^^;)
そう思てしまうとグーグルアースも宣伝か?と疑い始めた自分が心貧しいなぁ〜と(笑)
さらにサルーって名前もその子の聞き違えで、実は……
エンディングの持って行き方っ!!
けんぱじ

けんぱじ