サルーの育てのお母さんのセリフ、
「この世界には人があふれている、子供を持つことで何かが変わる保証はない。それなら不運な子供にチャンスを与えるほうが意義があることだと思う」
がすごくグサッと刺さりました。正しいか間違っているかの話ではなくて、でもよりたくさんのひとが考えるべきことのような。
かといって、すべての不運な子供を、恵まれたひとが引き取ればいいという話でもなくて。
そして、「恵まれている=幸せである」は成り立たないことを改めて痛感する。
インドは深く根付いたものがたくさんあって、簡単になくすことはできないようだけど(なくせばいいってわけではないだろうし)、だからこそ精力的に活動しているひとが大勢いる。エンドロールの歌がしみる。
わたしは来月インドに滞在する身。見て、感じて、得たいものがいっぱい転がっている気がする。