実話に基づいている作品。単純に凄いなと思うし、感動もする。
ただ、サルーは数え切れない多くの孤児の中のたった1人。言い方はアレだけど、運が良かった。
あんな素敵な育ての親に出会えることは簡単なことではない。
看守（？）のいうことを聞かない子達は酷い扱いを受ける。あの施設に残されていった子達のことを考えずにはいられない。色々教えてくれたあの優しい女の子はどうなったんだろうか…。映画の中の話とはいえ、そういうことが頭をかすめる。
単に感動ストーリーとして受け止めることが私にはできなかった。
施設に収容される子が増えないこと、収容されてしまった子が幸せな人生を送れるような世界になって欲しい。
私は何もできないのだけれど…
