これは前情報無しに見ると逆に釈然のしないエンディングを迎えるので、もしこれから観るのであればネタバレ読みまくって挑んだ方が良いです( ˘ω˘)というのが私の見解です。
私は(観たすぎて我慢できずに)事前にネタバレを読み漁ってから観たんですが、それが功を奏してこのスコアという感じです。
監督曰く、幼い頃によく見ていた夢を映画にしたそうで、内容に深い意味はないのだとか。
でも思った以上に”それ”が怖い。
”それ”は移された者にしか見えないので、周りの人間には見えない。でも映像の端々に淡々とこちらに近づいてくる”それ”らしきものが映画を観ている私達には見えているわけです。もしかしたらあれが、いやあれかもしれない、あ！どんどん近付いてくる！！！やばい！！みたいな。
”それ”は徹頭徹尾どこまでも完全に徒歩で追いかけてくるので「最近見ないなあ」みたいな突然のタイムラグがあったりする。
更に周りの人間には見えないくせに実態はある様で、窓割ってよっこいせと乗り込んできたりする。「このへんかー？！」って布かぶせたら普通に被ってくれる。撃ったら倒れるけど死なない。
謎は深まるばかりですが最終的に”それ”がなんなのかはハッキリしません。”それ”を受け入れて”それ”と共に生きる事を決意している様な描写でエンディングを迎えます。
新しいタイプのホラーであること間違いないと思います。
あとすごいサントラがヨカッタ。
