前に観た「テール しっぽのある美女」のぐだぐだ感を少しばかり心配しつつ、でもジャケットのアートディレクションが秀逸だったのでレンタル。
鑑賞後の印象として不思議なギャップのある映画だったということ。
①舞台のギャップ
ロスのどうしようもないダウンタウンからいきなり南イタリアに舞台が移るのでそのギャップが新鮮?
②主題とモチーフのギャップ
恐らくこの作品の主題は「2000年をも超える愛」なのでしょうけど、作品としてのモチーフが「人智を超えた科学的進化論」でもあり、そのあまりあるギャップが新鮮?
主人公役のルー・テイラー・プッチは、若いころのシャイア・ラブーフのような雰囲気でとてもまじめに演じており好感を持てました。
不思議な映画ですが、「テール しっぽのある美女」に抱いた失望感(しっぽがあるだけに)もなく、最後まで楽しめました。
あ、でも本作でもやっぱり「しっぽ」は出てきます。