peripateticS

アンナと過ごした4日間のperipateticSのレビュー・感想・評価

アンナと過ごした4日間(2008年製作の映画)
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題材、舞台としては美しく豊かなのだが、設定が、、、こればかりは手放しでは評価できない。時世もあるし、それ以前に視線が一方的なのがたいへんな暴力に見える。普通にキモいし怖い

愛は惜しみなく与え尽くし、見返りを求めず、その意味で受動的であろう。カトリックはどこいった。見つめているだけでは事足りなくなり、次なる行動に移してしまう。挙句、自分がいた証を消しきれない。これがエゴでなくて何なのか。
愛とか恋の類ではなく、歪んだ承認欲求とエゴイズム。その気持ち悪さの普遍性を確かめるため、と思えば、もう一度観れなくもない

音楽、画はさいこう。それを期待してイエジー観たところはある。あぁポーランド
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