アンナと過ごした4日間の作品情報・感想・評価

「アンナと過ごした4日間」に投稿された感想・評価

s

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3.8
田舎の霧がかったポーランドの田舎
大きい斧買って、古屋にこもりドラム缶から人間の手を取って燃やす
これだけ最初に観せられたら、猟奇殺人ですやん、
ほぼセリフなく、主人公のゆっくりとした行動で説明される
邦題からだと、ただのラブロマンスにも思えるが、忍び込んで 麻酔薬飲ませて部屋に忍び込み、はだけた身体触らずに 取れたボタンと付けたり、取れかけた小指のマニキュアをつけてあげたりと、、ド級の屈折愛情
まあでも 老婆しか女性を知らず、童貞コミュ障でぶちんが愛情を待つと、正常からみたら逸脱した表現になっちゃうのも分からんでもないけど
映像の質感はとても好きでした
映画にしてキモい変態を美化してるけどやってることは犯罪です。
やられた方の身にもなってくれ。
4夜も侵入した理由は何ですか?
愛です。

主役のほとんど喋らない演技は凄いです。
愛しのアンナさんはハンプティダンプティみたいでした。
zak

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3.1
タイトルからアンナという女性が4日間監禁された事件かな?と勝手にイメージしてたんですけど、実際はおっさんの4日間の愛情表現の行動(変態ぶり?)を覗き見るような映画でした…

時系列が結構ややこしくて、若干混乱してたので、ザックリ整理してみると、

・主人公レオンは年老いた祖母と2人暮らし
・病院の火葬場で働いている。
・前科がある。
・レイプの現場を目撃する。(これが前科?アンナを知ったキッカケ?ちょっとあやふや…)

一応ラブストーリーのジャンルなんですが、どちらかと言うとサスペンス色強めな印象でしたね。
基本的にセリフも少なくて静かな作品なので、ちょっと退屈しちゃった部分もあるんですけど、意外とスリリングでした!

覗き見的で悪趣味なストーカー野郎の話ではあるんですが、ある意味純愛の話でもありました。
何とも言えない不思議な後味でした…
McQ

McQの感想・評価

3.7
恐怖の物語でもあり、確かに純愛物語でもあるけれど、、

これを冷静な目線で見てしまうと恐怖でしかない。アンナからしたら一生モノのトラウマ!

ましてやレイプされた直後にですよ?!

、、とストーカー全否定でアンナ側に気持ちが傾くところだけど、、

そうはさせるか!とばかりグイグイ見せてくるストーカー側の目線!(というよりそもそも主人公はこっち)

ストーカーの本来の怖さって、正体不明な所にあると思うけど、こんな風に「ただぶきっちょなだけで害はありません」て分かりやすく説明されちゃうと、確かにってなっちゃいます。

でもそれは結局、映画の中のこの人はってだけの話。

この俳優さんの哀愁漂う演技がまたズルい笑

愛を拒んだ後のストーカーの行動こそが真の恐怖、、
冒頭、サスペンス・・?かと思いきや、違った。狂気か。

17分程度ほぼずっと台詞がなく(というかその後もほぼ台詞ない)、絶妙な映像と音楽。台詞がほぼない作品て正直わかりにくいものも多いけど、これはとてもわかりやすい!

この監督の作品3本目だけど、音楽というか音全般の使い方がとても上手くて凄い!
そして、薄々気づいてたけど、狂気を撮るのがが好きなんだ、なるほど。生い立ちが気になる。(論点ずれてるけど気にしない。)

後半、若干アンドレイ・ズビャギンツェフの作品的な雰囲気に感じた。(あんまり沢山観たことはないけど。。)


(備忘メモ)
→0'21頃の場面切り替わる瞬間の画、雪の白さと侘しさが絶妙で美しい!
→0'23のアコーディオンお洒落〜!と思ったら後のシーンで使ってるー!
→0'24の主人公の鼻水、とても良い。
→中盤以降、この狂気の種類は若干苦手だ!笑
sakikas

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4.0
なんかもう狂おしいほど愛しくない⁈

ジェントルマン選手権&ナオミシュラン(さまぁ〜ずのあれ)をスコリモフスキが手掛けるとこんなに絶望映画になるのかと。

キモーいでは片付けられないアンナヲタの憂鬱。
過ごしたってそういう意味か

トーチカという名前の猫が出てくる
絶妙な容姿の感じのアンナをストーキングするのがリアルで嫌でした。そう思わせる演出はすばらしいです。行動を淡々と撮り、凝ったこともしないのでストレートにやばさが伝わりますよ。きもい。
haru

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4.0
ストーカー映画No.1。

レオンは向かいに住むアンナを毎日覗き見。ついにある晩彼はついにアンナ宅へ不法侵入。至福の4日間を過ごす。

これはレオンからすれば純愛なのかもしれませんが、アンナからすればストーカー以外の何者でもなく、嫌悪感を抱くのは当然。ネタ的にやはり「愛に関する短いフィルム」が思い出されますが、覗きなんか通り越したハイレベルなレオンのストーカー行為の数々。しかもこっちがハラハラするぐらいの大胆さでして、その勇気を使えばナンパくらい朝飯前だと思う。寝てる女性を起こさないようにペディキュア塗るほうが、絶対ハードル高いと思う。
レオンのようなストーカーって、相手からの愛を求めていない。彼はアンナを救えなかったことを激しく後悔していて、今度こそ彼女を守りたいという気持ちからあの一連の行動に至ったのかと思うんですが、彼女に尽くすことが自分の幸せなんですよね。それって結局自己満足じゃねぇか!とムカつきつつも、彼はアンナに妙な理想を押し付けたりしないので、パトリス・ルコントよりは救いがある。しかもアンナが全く美人じゃないというか、絵画に出てきそうな太ったオバちゃんということで、だんだん応援モードに。

アンナが指輪をはめるシーンは、ちょっと泣いてしまうくらい美しかった。もしかしたらこれが二人の始まりかと錯覚してしまうくらいに。
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