人懐っこいロックンロール探偵が主人公のサスペンス・アクション。監督はレニー・ハーリン。制作は『リーサル・ウェポン』などを手掛けたジョエル・シルヴァーだ!
内容的にはスッカラカン。犯人捜しにしろ恋にしろほとんど盛り上がらない。ここまで画竜点睛を欠いたエンタメ作品というのもそう無い。当然の如くこの年のラジー賞を独占。
ただ全体的にエグいキャラ造形が売りのレニー・ハーリンらしい漫画チックな雰囲気がどこか憎めない作品でもあった。すぎむらしんいちとか井上三太のサブカル漫画読んでる感覚にも近いものがある。
こういうハッタリの効いた世界観はある意味、唯一無二。レニー・ハーリンの独壇場といった感じで、何かしら独創性を感じるのは私だけ❓🤔