ちゅんせ

女虐のちゅんせのレビュー・感想・評価

女虐(1996年製作の映画)
3.8
90年代ジャパニーズスプラッター。
若い頃の阿部サダヲが出演している。
監督はピンク四天王の佐藤寿保監督。

グロいの慣れていても、けっこうキツイ。
グロいというより痛そうなのが精神的にもキツい。

女性科学者の息子(阿部サダヲ)が痛みを快楽にする薬品を開発して女性患者たちに投与する。痛みを快感に感じるようになった女性たたち自傷行為に耽るようになる。

その自傷行為の内容がやばい。
刃物で身体を傷つけたり、乳首を切り落としたり、性器をえぐり出したり、手を油で揚げたり、目玉をくり抜いて食べたりする(泣)

ピンク映画出身の監督だが、日本でのピンク映画とスプラッタ映画の関係性は非常に深い。というよりも、表裏一体に近い部分があるので、日活ロマンポルノにもスプラッタ映画の名作とされる作品が多々ある。
むしろ、日本でのスプラッタの走りはロマンポルノかもしれない。
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