ainouta

orangeのainoutaのネタバレレビュー・内容・結末

orange(2015年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

日々を過ごす中で、一瞬の判断の積み重ねが後悔しない未来に繋がるんだ、未来を作っていくのだなぁと痛感させられる映画でした。
未来はいくらでも変えられると希望を感じられる映画でした。
自分の人生を思い返し、これから先、
どんな時も大きな未来を想像して、小さな決断をしていきたいと思えました。
逆に日々の些細な事で頭がいっぱいになった時は、大きな未来を想像して一歩踏み出そうとも思えました。

パラレルワールドという題材もファンタジックで面白かった。
ファンタジックゆえ、序盤では物語の結末が読みきれないと感じドキドキしましたが、
見事に翔を救っていく展開に安心。
何度もハラハラして、良かった〜と安堵して、酷い仕打ちをする人が少なく、良かったと思いました。
まぁ、酷い仕打ちなんてこの映画としたら必要ないですね。今思えば。

本編通して、未来と現在を行き来していきますが、映画終盤では、「さぁ、現在の行動どうするのだ!!」というワクワクした気持ちで見届ける事が出来ました。


東京から来た転校生という設定に基づいた、ちょっとした胸キュンシーン。数少ないけれど折り込まれておりとても良かったです。
お友達六人間の心の絆がとても深く、形ないもののはずが、目に見えて分かるようでした。

【最後に愛は勝つ!!】この言葉を座右の銘にしたこの映画のような人生だったら、歳を重ねてもいわゆる“青春時代”と呼ばれる時間の流れで生きていけるのではないかと思えました。
うん。そうやって信じてみたいものです、、!!!

土屋太鳳さん、透明感があって演技も好きです!
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