はれりーまん

ワイルド・スピード ICE BREAKのはれりーまんのレビュー・感想・評価

3.5
カーアクションって退屈と言うワシの固定観念を覆し続けてきた、このシリーズも8作目。今回もド迫力シーンは健在で楽しめた。
5作目以降は、突飛さと迫力から決めたクライマックスのカーアクションにどう繋げるかという逆算プロットで組み立てられている感がある。故に、その出来如何で作品の評価があらかた決まってしまう。式にすると、
(稚拙な設定と演技ー挿入されるカーアクション)の平均<<ラストのカーアクション
がなりたてば、最高の作品。
今回は、初めて、ビミョーなところ。左辺が結構高いのに、それを忘れさせるほどのクライマックスではなかった。ベタでこてこて、唐突感のあるシーンの数々、それを忘れさせてくれるラストを期待して我慢し続けたが残念。友情とか、家族愛とかを直接語るのを入れ過ぎたか。
まーこんなことを思案させている時点で、過去作品と違うんだよね…
要するに、つまるところ本格的にブライアン・ロスなのかも。設定からしても。