湿疹

バクスター、ヴェラ・バクスターの湿疹のレビュー・感想・評価

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「覚えてる?一千年前のことだった
このあたりの大西洋の岸辺の森に女たちが住んでいた
彼女たちの夫は十字軍の兵士として ほとんど常に家をあけていた
彼女たちは何ヶ月も森の中にこもり 夫の帰りを待ち続けてた 独りきりで
だから彼女たちは語りかけはじめた
樹木や海と話をするようになったのよ 動物たちとも」
「そして火あぶりに?」
「そう その一人の名がヴェラ・バクステル」

この変な聴取点はどうやって決められてるんだろう。室内劇なのに、「音の源」がわからない、外国人のお祭りの音楽だけが通奏低音として、近寄ったり遠ざかったりしながら、映像の連続性を保証している。
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