このレビューはネタバレを含みます
良くも悪くも押井監督”実写”作品でした
ただ、説明臭いセリフは今回は少な目かな?
実写作品は一応全て見ていますが、シーンの長回しといい、セリフ回しといい実に押井監督らしい作品でした
今まで直接描いてこなかった暴力的なシーンを解禁したそうですが恐らく「ケルベロス」や「首都決戦」でやれなかったアクションを再び撮ろうと思ったのではないでしょうか?
いっその事ラストを架空の国の話にしないで「アヴァロン」に繋げちゃえば最後の印象が変わったんではないでしょうか?
途中でグレイなんか出てきたりしたらそれはもう最高だったのに・・・
一瞬ラストが「class real」からの帰還に思えたのは僕だけではないハズ!
(あ、さっき知ったけど原作があるからそこまで変えられないのか)
ただ、監督が一貫して貫いてきた「夢と現実の境」のスピリットは受け継がれていました
まぁ押井ファンとしてははじまって早々にラストの想像がついてしまうと思いますけどね
お前は誰だ
ー私は
ー兵士だ
天才的な(戦いの)才能を持っていたのね