ひとんさん

最愛の子のひとんさんのネタバレレビュー・内容・結末

最愛の子(2014年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

コレはダメ…。誰も幸せにならん。みんな不幸。しかもなんだろ行き場のない感情。(T▽T)

前半は子供を奪われた両親側の気持ちでガッツリ観てるの。ティエンもジュアンも「あの時こうしなければ」って後悔をもって3年探し続けてね…。もうね、その思いを考えると泣ける。
ポンポンが見つかってね、夫婦で強奪に行くんだけど、ポンポンは3年の間に本当の両親のことを忘れてしまい。「かあちゃんのトコに帰して」っていうのさ。つらい辛すぎるo(TヘTo)
中々懐かないポンポンにくじけそうなジュアン。ティエンは「ポンポンもあの女をかあちゃんと呼ぶまで何ヶ月かかったんだろうな…」とつぶやく。辛い辛すぎるっ!

この後は育ての母側ホンチンの感情でガッツリ観ちゃうんだよ。ホンチンに子供が出来ないからって、旦那が連れて来た男の子と数年後連れてくる女の子。誘拐してきたなんて知らなかったホンチン。旦那は数年前に亡くなっててね。育ての母だって騙されてるんだもの…誰に当たればいいのさ。しかも育ててきた子供を二人取り上げられる。女の子は本当の親が見つからないのに返してもらえない…(pдq`。)

とにかく、全編において胸が苦しくなる。唯一ほっこり出来るのは、ポンポンの可愛さとそれを上回る妹の可愛さと二人の絡み。きゃわゆすぎる…(//∀//)
困った事に最後もホンチンの涙で終わるという残酷さ。これはエンデングで実際モデルになった家族と俳優陣のショットが流れたことで救われる。・・・てか中国では行方不明の子供が多いらしい。これが実話だとは…なんとも辛い。

H28.09.17 鑑賞
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