最愛の子の作品情報・感想・評価

「最愛の子」に投稿された感想・評価

予告編だとやたら涙を煽ってくるけど、ただひたすら中国の一人っ子政策から起こる人身売買の現実に憤慨した。
(知らなかったとはいえ)誘拐した子どもを取り戻そうと裁判起こす女の図太さにもびっくり。目がウルウルした可愛らしい顔の女優さんを使ってるのもなんか意図がミエミエであんまり共感できない。
人口減少で子どもを産むほど保証が手厚い日本と真逆の(時代だった)中国の話なので、勉強になることはたくさんありました。
最後のエンディングで追い討ちをかけるように泣かせてくるw でも、映画と違って誘拐側の女の家を実の父親が訪ねて仲よさげにしてたり、仕方ないから恨まないよーっていう優しさは国民性なのかね。そこで救われた気がしました。
戸籍上にいない子どもたちのことを祈って今日は眠りたいです。

このレビューはネタバレを含みます

リアルに小さい子供をもつ私としてはそんじょそこらのホラー映画よりも怖いだろうと思ってスルー予定でしたが、友人さん達の映画感想をみていたら、こりゃ、母親業をやってるからこそ見逃せないかな~っと思って。。。
監督はピーター・チャン
主演はヴィッキー・チャオ、ホアン・ボー
年間20万人もの子供が行方不明になっている中国で実際に起こった誘拐事件を基に、被害者と加害者、それぞれの親たちの至上の愛を描くヒューマン・ミステリーです。
もう、ね。
中国のバカ❗一人っ子政策とか、人身売買とか、バカ❗バカ❗
心をえぐられる内容でした。
行方不明になって3年後、6歳の時に両親の元に捕獲されるも、実の親より育ての親を思ってさみしがっている幼子たち。

血の繋がりなんて関係ないのは、身をもって体験しているのでよく判っているので育ての親派だった私であるが…。
実親の苦しみのシーンで泣き、子供達の孤独感、兄妹愛、育ての親の女の子供に対する執着心とか、それぞれのシーンで思わず泣いてしまいましたね。

それでも誘拐犯の妻の子供へのわがままな執着心は、親であれば、子供をある日奪われた親の気持ちがわかるんじゃないの~。っとか、はじめは腹立たしく観ていましたか、不妊症(後で違う事がわかる)だもんだから、自分のお腹からうまれた訳じゃないのよ。だからこそあんな、執着心で子供を取り戻そうとしていたわけで…。

あの目ヂカラ。狂気ともみえる歪んだ母性愛と闇を演じた女優さんは、すごい。
ラストの泣き崩れるシーンで私も嗚咽。(-_-)
そして途中で出てくる子猿の脳ミソのエピソードのエグい事と言ったら❗(。>д<)滅茶苦茶ホラーです。あのシーンはアレよね。さらわれた子供達がみんな普通に育てられるだけじゃなくて、臓器とかを目的に殺されてるんじゃないかって、想像させる感じよね。。
着地点は、これまた混沌として、、冒頭でうつされる混沌と絡み合った電線のように、どこにどう繋がって行くのかわからない怖さ。窓辺に寂しげにたたずむ幼子の姿。…。もう、やられた~。

エンドロールの実際の人物たちにももう、なんも言えねー。って、ズッシリと感情の波にのまれてしまったのでした。
eshu

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3.6
目を離したすきに
子供がいなくなる

首に縄つける訳にはいかないし…ペットにGPSを埋め込む…子供もそれくらいしなきゃ守れなんじゃないかって思いました。

一人っ子政策の裏の顔、全然知らなくてこんな風に影を落とすものなんだと。行方不明の対策ってどの程度行われてるんだろう。映画は隅をつついただけ。色々消化しきれない。それと子供の幸せより自分の幸せ優先な人達ばかり…それも解せない。

これは蔑視するわけじゃない、ただそのくらいの自分ファーストじゃなきゃ生きてはいけない国なのかも…とも感じたんだよね。
kiko

kikoの感想・評価

4.0
中国深圳で誘拐された子供。産みの親と育ての親の葛藤。実話を基に製作された作品。兎に角、1番悪なのはヴィッキーチャオ演じる育ての母リー・ホンチンの旦那だわな。自分が原因で○○なのに妻のせいに‥も悪だし、1番罪深いのに勝手に先に死ぬ奴💢。誘拐された親が一番の被害者だけど、育ての妻の方も哀しい被害者。事件後も育ての親を不憫に思い田舎までリーさんに会いにいくティエン・ウェンジュンは人格者だなぁ。冒頭で息子が誘拐された後、「息子を買った人がいるなら桃アレルギーなので食べささないで下さい」と実父がいい、子供を連れ戻した後、育ての親リーさんがちゃんと「桃アレルギーなので食べささないで下さい」と実父に伝えるあたりは‥なんともいえない‥。数年間でもしっかりと育てて母だったんだなと。両親の慟哭、取り巻く人間関係を細やかに描いた良作です。
生後3ヶ月の赤ちゃんが横にいる状況で鑑賞。しんどいな。

大国中国の闇。
人身売買、誘拐、はもちろんのこと、
子を産むことに制限するという、最も卑劣な愚策を揶揄した内容でもあった。

八日目の蝉同様、生みの親への子供の当たりが辛たん。
Miwako

Miwakoの感想・評価

4.0
「八日目の蝉」を思い出しました。
中国版にしてさらに社会派映画にした感じ

子どもにとって親は選べないし、さらに大人たちの都合によって一番振り回されてしまうのは弱者である子どもたち。どちらの母親の気持ちも理解できるからこそ、子どもにとって「親」ってどんな存在なんだろう…?と考えさせられました。

中国社会のあらゆる背景や問題をえぐり出していて見ていて辛かったですが、どこか他人事とは思えない根本的なテーマを突きつけられている気がします。とても濃い良い映画でした!
silence

silenceの感想・評価

3.9
親にとっても苦しいだろうが子どもにとってこれほど苦しいことはないのではないだろうか。

中国の抱える数々の根深い問題をあぶり出した映画で複雑な思いになった。
犬

犬の感想・評価

3.6
不妊

中国の街中で3歳の息子が突然姿を消した
両親は警察の協力など、さまざまな手段を使って必死に息子を探すが、その消息はまったくつかむことができなかった
罪悪感と後悔の念にさいなまれながらも、かすかな希望を胸に息子を探し続けた両親は、中国のある村で暮らす息子を見つけ出す
しかし、あの日から3年の時間が流れ、6歳に成長した息子は実親のことを覚えておらず、育ての親との別れを嘆き悲しむばかり
両親はわが子の愛を取り戻すそうとうするが……

実話に基づく話

子の行方不明事件
辛いですね

これが中国の実情なのか

終始重たい

決死の捜索
騙す輩も

スゴい励まし方ですね

子どもには分からない
終盤は日本のあの作品みたいな展開に

俳優陣の演技が良かったです
てぃだ

てぃだの感想・評価

3.8
中国が一人っ子政策なんてとってたのは知ってたけど「出産許可」だの「計画出産局?」だのの存在は知らなかったのでそっちに面食らった。後半からそっち側の母親の子供を取り戻すための戦いになるとは思わなかった。事をやらかした張本人が先に死んで後に残された人間が右往左往する話。死に逃げずるい。「子供を作るのは簡単だけど産み育てるのは難しい」とかいうどっかのお偉いさんの言葉思い出した
Yoko

Yokoの感想・評価

4.0
絡まる複数の電線、
ウチの電線、わかるようにガムをつける
この比喩的表現(シーン)が本当にいい。
効く。

実話ベース。
どの辺りが脚色かはおいといて。
本当に辛いしやるせない国の現状と法律。
数年前迄の一人っ子政策、
やめたと思ったら
2人っこするとか、いずれ廃止になるだろうけどウェイボーにしろ凄い国だ。
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