せぇるすまん

最愛の子のせぇるすまんのレビュー・感想・評価

最愛の子(2014年製作の映画)
4.3
誰について想えばいいのかわからない…。
胸糞悪いのに、目を離せない現実。

救われるのは、この映画が中国の法改正に貢献したこと。

誘拐された子、その両親、誘拐とは知らずに育てた女性、その女性に同情した弁護士、新たな出産を望んだ被害者…

絶対に憎むべき唯一の人物が、目の前に出てこないのが悔しい。