マイノリティ

ザ・アウトローのマイノリティのレビュー・感想・評価

ザ・アウトロー(2018年製作の映画)
3.7
良かったです!

犯罪都市ロサンゼルスを舞台に、連邦保安官とプロの銀行強盗集団の対決を描いたクライムアクションです!

とあるドーナツショップの前で銃撃事件が発生。

現場に駆け付けた保安官のリーダー、ニック達は、射殺された犯人の身元から最近仮釈放された銀行強盗のスペシャリストで元軍人のメリーメン一味だという事を知ります。

一方、メリーメン側も、現場検証中の事件現場に手下を行かせるといった用意周到ぶり。

ニックはメリーメンに雇われたドライバーを拉致し、囮に使い、一味が狙うのは、難攻不落の連邦準備銀行だという事を知ります。

メリーメンは決行日と時間をドライバーに伝え、ニック達と真っ向勝負を挑みます。

こうしてニック達保安官とプロの銀行強盗集団との戦いの火蓋が切って落とされます!

決行の日に別れた妻に引き取られた幼い娘と金網越しに話すシーンが好きです!

これから命懸けの戦いをする男が一番会いたいのは愛する子供なんだな。と思うとグッときます!

あと、保安官達が黙々と装備していくシーンは、緊張感が伝わります!

いくら身体を鍛え、屈強でも鉛の弾を跳ね返す訳は無いし、撃ち合いが怖くない筈がありません。

しかし、それでも凶悪犯に挑む彼等の悪を許さない覚悟が垣間見えた気がしました!

保安官のリーダー、ニックを髭面でタトゥーだらけのジェラルド・バトラーが好演していました!

他にも出演する男達がとにかくいかついです!

手に汗握る壮絶な白昼の銃撃戦!

強盗に一度も入られた事の無い、完璧なセキュリティシステムをメリーメン一味はどう回避するのか?

また、一味とニックの頭脳戦等、見どころ満載の作品に仕上がっています!

ラストに予想外の展開もあり、驚きました!