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ザ・アウトローのk2019のレビュー・感想・評価

ザ・アウトロー(2018年製作の映画)
3.7
個人的には特別好きなジャンルでもないのですが、
面白かったので、ここで付いてた平均スコアを私も付けます。

相変わらず邦題はツマラナイ。
作品を意味のないノリやファッションにしてしまうようなタイトルが、日本人として色んな意味でがっかりです。
原題はDen of Thievesで、こっちのほうがもちろん作品の内容に則しているし、意味深さがあって良いです。(当たり前ですね)

☆以下ネタバレをちょっとぐらいは含みます☆

泥棒と保安官(ざっくりな呼び方)の容赦ない描かれ方が良い。
クライマックスに向けて緊張感があります。
ただ、見どころの銃撃戦はたまりませんね、市民は。
「Stay down、Stay down」って呼びかけるけど、始まったらこれ絶対貫通しちゃうよね、という絶望感が観る者の緊張感を高めてくれます。

あと、ちょっと腑に落ちなかったのは、保安官の暮らしぶりの良さ。
こんなふうに描かないとオハナシにならないのかもしれないし、実際こんな仕事はこれくらいもらってないとやってらんないのかもしれないし、わからないけど。
でもすごい専門性と能力の高いせめぎ合いだから、これくらいの暮らしぶりじゃなきゃ観る方がツラすぎる、と思って観てました。(真相も知りたいですが)

ラスボス的な彼(メリーメン)の死にざまは悲しいくらいでした。
評論家は厳しいかもしれないけど、アメリカ人は好きなのかもねこういう映画は、と思います。私も面白かったです。
長さは全然気になりませんでした。(長いの観なれてるせい?)
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