天然水

たかが世界の終わりの天然水のネタバレレビュー・内容・結末

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

うーーーん。まあまあかな。映像の美しさの方に比重を置いたような映画だった。みんな察してる感あったけど、最後までルイがはっきり言わなかったことが消化不良。
みんな目が綺麗だった。ドラン作品は目が綺麗に撮られてるから好き。
母に言われたようにシュザンヌとアントワーヌに言うシーンがなんか辛かった。母がそう望んだってだけじゃなくて、ルイも2人を思いやって言ったんだとは思うけど、そのセリフはどこか空々しくて、でもシュザンヌもアントワーヌもそれをわかっていながら嬉しそうにするのが切なくて堪らなかった。
この作品、他のドラン作品と比べて毛色が違うよね?ジョン・F・ドノヴァン観た時も、あれ他のと違うなって感じた気がするから、この辺で何か意識の変化とかあったのかなぁ。何が違うのって言われたら言語化できないけど…笑。
あとドラン作品で知ってる歌流れると思ってなかったから、マイアヒ〜♪って流れ出した時まじでびっくりした。

「理解できない、でも愛してる」
「誰にも理解できない、だから美しく見える」