すごくずっと良かった。長い間見たかったものを見て良かった。本当に。異物であるということ。異物になったこと。もうずっと前からそこに存在している世界、赤黄青と草木の緑、そしてある異物としての焦茶、どれに…
>>続きを読む気まずい実家に帰省する時の、行きのバスの中からもう割と憂鬱が立ち込めてて(何て話そうかなぁ…)って考えてる時のあの感じが伝わってくるオープニング。
同じ家の敷地内でも、部屋やそこにいる人ごとに全然…
帰郷するところから話が始まり家族に迎えられるんだけど、みんな我が強い。
母と妹はまだ分かるかな。12年ぶりに会う家族で浮かれてしまって空回りしちゃう感じかなって。距離感も図りづらいだろうし。
ただ兄…
自分の死を知らせるという目的が最初に鑑賞側に提示されたのが良かった。このような静かな映画では最初から目的がはっきりと提示されることが少ない印象があるので、その点で今後の展開がどうなるのかハラハラしつ…
>>続きを読む思った以上に終始ばちばちのひえひえでおーう…となった。
受け入れられたい、受け入れてくれるはずという期待と、どこまでも噛み合わない時間が切ない…
1番冷静に話ができたのは初対面の義姉というのが皮肉だ…
家族のあのなんとも言えない重い空気感を画角・表情・色味で細かく表現していて凄い!と感じる一方で、体がどっと疲れてしまう映画。
やりすぎなぐらい家族みんな怖い。
主人公が居心地悪い環境で汗をかいている…
兄がとにかくジャマですね。
相手への配慮なく無神経、感情的で言葉が選べない。同じテーブルどころか、同じ家にもいたくない存在です。
もちろん、セクシャリティの事情なのか12年も実家に帰らず、死期を告…
何の前情報もなく鑑賞。
はじめに、フランス語の語りが心地良いと感じた。
冒頭の語りで、僕の死を告げるために帰る決心…という部分で、私は本当の死だとは思わなかった。
何らかの問題を抱えて家族を捨てて…
©Shayne Laverdière, Sons of Manual